相変わらずドタバタ書類集め。
お役所の書類はお役所言葉で難しい。 謄本なのか抄本なのか。
葬儀費用の2万円を市が給付してくれるので、頂けるものは頂く。 でも、その2万のために苦労することこの上ない。
前は、手続きをあれこれして…あとは
わたしの姉と母との関係を証明するもの
を、と。
葬儀費用給付は喪主である姉の口座に振り込まれるので口座のコピーとか、葬儀領収書などの他に、母と姉の関係を証明するもの。
というので、母の故郷の市まで行って戸籍を取れるだけ取ってきた。 両親、姉、わたしが載ってるの。 どっちにしても、母の銀行の凍結を解除するのに必要だし。
で、窓口に戸籍を出した。 「これ、母、これ、姉、これ、わたし」
すると、
「長女(姉)さんの、今の戸籍は」
とか窓口のおじいさんが言う。 この窓口さん。かなりの年齢。前回も「へえ」と思ってた。 どういうルートでここに再就職したのかは不明。 この「後期高齢者」の窓口専門?
一家の戸籍では飽き足らないとでも?
「この戸籍以外まだ証明するものをとな?!」
と、ちょっとだけ声のボリュームを上げた。 すると、窓口のおじいさんは「ちょっと聞いてきます」と後ろへ。
少しの間の後、「これで手続きしておきますね」
だって。
てか、窓口さんの情報と「後ろ」の情報って、わたしの「小さな大声」で変わるものなん?
とりあえず、「市からの葬儀費用の給付金」はクリアーー。
『たかが』2万のために。 いやいや、2万でも正当な請求。 それに税金だから出すのにハードルが高いのはわかるよ。 コラボはなんで4600万も引っ張れたのかが不思議。
母の年金未支給に関して… これもまた難儀。 年金機構から来た書類の通りに書類集め。
わたしは姉の代理。 姉は別件で忙しいし、父の時にもしてるので… とは思ったけど、色々忘れてる。
年金機構から来た市役所でする書類、用事に関して、同じ窓口のお爺さんに問いと聞いたら 「わからんから、隣(国民年金窓口)に聞いてほしい」 だって。
で、また順番チケット取って…隣の年金窓口に。
窓口はこれまたおばちゃんと言うにはもっと年取ったおばあちゃん一歩手前。 そういえば総合窓口もおばあちゃん一歩手前の人が二人毎回いる。
年金窓口に行った。 そのおばあちゃん窓口さん。 そこそこ手慣れて詳しい感じ。 書類をさっと出して、 「これ、これ、これ…」
「大変だわね。こういうのは何度か(役場に)来にゃんもんね」
だと思う。 一発でクリアーはなかなかできない。
で、… その窓口さん
「年金のはお姉さんの今の戸籍がいるけど、どこにあります?」 「ここ(市内)に」 「なら、今、あっち(戸籍窓口)で取ったらよかけん」
と言うので姉の今の戸籍を取るべく申請書を書いて窓口に。
「お姉さんの、取れません」
だって。 直系だけだった。 でも年金関係のこと全ての委任状はある。
「年金関係のことはこの年金機構からもらった委任状に書いてあります」 と出した。
後ろに相談に。
戻ってきて、出すには委任状がいるとのこと。
がーーん。
また、戻って書いてもらって…
こそこそと車の中で書いて出そうか。いやいや公文書偽造だろ…
色々頭をよぎった。
「もう、なんでやねん〜ーーーー」 風に悪態を小さく突いてしまっていた。
「姉のマイナンバーカードもここにあるのに、なんで取られへんねん」 みたいな。
戸籍窓口さん… 「あ…」
同時にわたしも 「あ…」 と後ろを振り返った。
そう、マイナンバーカードを使って出せる機械。
窓口さんがガッツポーズをした。 わたしも片手でガッツポーズ。
ということで、機械で姉の戸籍を出した。 もちろん、暗証番号を事前に聞いていた。
マイナンバーカード様様。 助かった!
マイナンバーカードはそれだけではただのカード。 キャッシュカードと同じ。
巷でみんな何をそんなに怖がっているのか不思議。
「落としたら?」
再交付にお金かかるだけ。 1000円。 銀行のキャッシュカードもそう。 1000円。
無事、機械で姉の今の戸籍をとった。 10円。
え? 10円?
前、わたしが住民票をとった時は、200円ぐらいだったはず。 夫が小銭をじゃらじゃら出した記憶が。 安くなった?
マイナンバーカードを使うとこんなに安いんですよ
というわけ?キャンペーン。
ということで、マイナンバーカードを預かっていてよかった。
という話。
さて、書類は集まった。 あとは年金事務所に電話して窓口の予約を取るだけ。
なーんて、思ってたら自分の病院に薬取りに行かないと。 世の中は連休に入る。
ふう…
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