佳子内親王殿下
六年間歩きつづけし通学路三笠山(みかさやま)より望みてたどる
小学校の6年間、通学した道を三笠山から辿って見た、という歌。
赤矢印が学習院初等科。 ショッキングピンクが園遊会などで知られる三笠山。
園遊会では緑の坂の上のほうから皇族方がおりてくる映像が有名。 少し高い位置。
こうして航空写真でみると学習院初等科は近い。
佳子様が成年の会見で「ご自分が特別な家に生まれたと気づいたのはいつ頃ですか」みたいなことを聞かれた時に 「小学高学年の頃」と。
気づいた自分の地位。
気づかないで通っていた小学生の頃の道。
佳子様にとって自分ちの広い庭を門から出るとすこしアップダウンの道を進むと左手に校門が見える。
今は、三笠山の上に立つ自分が何者かわかっている。
そのままストレートに読むと家の庭、三笠山から6年間通った通学路が見えるよ、と。
わたしは別の観点からアプローチして読んでみた。
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