F F16をぼちぼちのところまで進め、あとはラスボス戦を残すのみ。
世界観のイメージは中世ヨーロッパと前、書いた。 城や城壁、街、村、衣装などなど。 雰囲気は中世ヨーロッパをモチーフにしている。
騎士はちゃんと騎士で甲冑を着ているし。
世界は、戦国時代。
ロザリア国の大公の嫡男のクライブ王子君が主人公君。
・ロザリア国の嫡男だけど、ドミナント(特別な力)を持たずに生まれたが故に母親には疎まれるが腐ることなく、ドミナントとして生まれた弟を慈しみ、守る。
・33歳のクライブ。恩人のシドさんの遺志を継ぎ、多くの人を率いる。 今までは若者がF Fの主人公だったけど33歳。子供から「おじさん」と言われてしまう。男前で、泣けるほどクライブは実直でいい男。男が惚れる。
・パッケージ画像。
・兄弟のママ。長男が特別ではないと知り、辛く当たる。弟がドミナントとわかり可愛がる。奸計をめぐらし大公の夫を暗殺し、弟も死んだと見るとさっさと別の国の王様に取り入り男児を産む。そこの長男を廃しようとする欲に塗れたママ。
世界には、ドミナントと言われる特殊能力がある者が各王家に生まれることが。
だが、クライブ君はその能力を持って生まれなかった。 故に母親から疎まれる。 生まれた弟こそに、その能力が。 彼は、弟を護ることこそが自分の宿命、運命だと潔く生き『騎士(ナイト)』の称号を得る。
が…
彼ら兄弟の母親の奸計で、兄弟の父親は、絶命。 弟は命を失い、彼は奴隷の身に。 母親にとって子供は世界を支配する道具。 死んだドミナントの次男はもう不要。 クライブは剣の心得があるから、頬に奴隷の焼印を押し、奴隷として生かしておき、使役する。
母親の野望。 それには自分がドミナントの血筋の王家の男の子を産むこと。 体でのしあがる。隣国の大国の王と結婚して男児を産む。
月日は流れ…
いろいろあり…
死んだと思われてた弟(フェニックスの力を持つ)は、『不死鳥教団』(フェニックスの力を持つ者だけに従う)により助けられずっと水面下で育てられていた。
ちりちりになった祖国の忠臣たちの一部が、長い年月の末、クライブと再会。 そして死んでいたと思われてた弟とも合流。
忠臣たちは、成長した二人の王子に胸を熱くし、さらに忠誠を誓う。
まさに、中世ヨーロッパの騎士道精神と忠臣の物語。
日本の戦国時代と同じ。
登場人物達が、みなそれぞれの物語を背負ってクライブのもとに集まる。
男子は「男たるもの、弱きを護る」という思い。 女は、戦う男達を支える、という気持ち。
こりゃ、フェミどもがこのゲームをしたら発狂するな。
クライブの国には、小さな領主との関係性でそこの娘を、家康のように人質としてジルという女の子がいた。
・ジルと、子犬のトルガル。
クライブ兄弟とジルは幼馴染として、仲良く育っていたが『フェニックスゲート事件』で、バラバラに。
ゲームの冒頭は、あれから13年後、クライブは『ジル暗殺』の任務で、岩山にいた。もちろんジルがジルだとは思わずに。
寸前で、クライブは暗殺団を裏切り、ジルを助ける。 再会。
13年前の二人は、15歳と12歳。 二人で星を見たり…淡い二人の想いのまま引き裂かれる。 そして、兄弟とジルで育てていた氷の狼。トルガルとも再会。 子犬が大きな犬に。
クライブとワンコ。 この犬が有能。 建物の中で迷うとトルガルボタンを押すと「こっちだよ、ワンワン」と導く。
トルガルに関しても熱いエピソードもちゃんと組み込まれて。 登場人物のエピを一つ一つプレイヤーは追体験する。
FFではお馴染みの大きな鳥のチョコボ。
クライブのチョコボをもあの事件以来はぐれてしまっていた。 クライブを庇った彼のチョコボは死んだのだろうと。
ある日、野生のチョコボが仲間のチョコボや旅人達を街道で守る、という噂を聞いたクライブは、それが自分のチョコボ『アンブロシア』だと知る。 あの時の怪我で片目になってはいたが、彼のチョコボだった。
クライブの犬、チョコボ。 泣かせるエピばかり。
・「お前だったのか。アンブロシア!」
・基本、チョコボは黄色だけどアンブロシアは白。これに乗って広いフィールドを走りまくる。移動が楽に。
この世界で生きる男達の逞しさ。 それは一般人でもそう。 昭和の男は、社会で戦い、金を持ってきて妻子を養う。
古代の男は狩にいき、獲物を持ち帰り妻子を食べさせる。 男の本質は少しも変わらない。
王家に生まれた王子は国に身を尽くす。
・ザンブレグ国のディオン皇子。 彼も大国の皇子と生まれたからには、とクライブに賛同しその身をクライブの『隠れ家』に身を寄せる。
彼には、従者の騎士(男)の恋人がいる。 ディオンは、戦乱が始まる前に、この恋人の騎士に恩義のある薬売りの少女の護衛を頼む。
二人は離れたくないが、これがそれぞれの義と城を出ていく。 そして…おそらく街の倒壊に巻き込まれ…
いろんな人間関係が多く散りばめられていて胸熱。
物語は、そんなに難しくない。 では、我々プレイヤーは何を受け取るのか。
この恐ろしい混沌とした世界で、男達は戦い、護り… 女達は、女なりの意地をみせ、護られるだけの「女」ではなく行動する。
そして、忠臣達は王子の元へ集まる。
やっぱり、男子の存在は女には真似できない。 国を率いるのは男。
身を挺して女を守るのは男。
爆破から女を庇うのは男。 行手を阻む物を押し上げて、通れるようにするのも男。 押し上げてる間に女は進む。
思い出の花が咲き誇る丘で、「大好き、クライブ」とジルは抱きつく。 子供の頃から大好きなクライブ。 人質としての子供時代からずっと好き。
何があってもついていくと決心するジル。 ずっと、あなたの側で生きていく、と。
恋愛要素もあり、また世界の残酷さもあり、死体の山あり、飛び散る血あり… 12歳禁だったかな?
子供の頃の弟くん。
13年後。の弟くん。なんと、ものすごい美青年。金髪はあくどいママ似。クライブはパパ似の黒髪。
FF16に見る男たち。 もちろん悪漢もいるが、主人公と心を共にする男達は『漢』。
男らしい漢を見事に見せてくれたって感じ。
それはF F15もそうだった。男四人のパーティーは華やかさに欠けると、評判がよくなかったけど、わたしは好きだった。
国を思い、自分を犠牲にしてでもすべきことをするノクト王子。 それに従う忠臣三人。
男が男に惚れて、男の世界を全うする。
男の漢によるオトコの世界。 男たちが守りたいと思わせる魅力的な女たち。
変な風潮で忘れかけてたことを思い出させてくれてよかった。
そうそう… 面白かったエピ。
・砂漠の街で、街を襲う野盗の集団がいくつか。 ・この野盗集団が手を組んで街を襲おうとする。 ・もちろんクライブが街のみんなと戦うんだけど
「あいつら、野盗達が手を組んで『野盗連合』になったらしい」
のセリフのところで爆笑。 スクエニだから、ふむふむなるほど。
「黒人が出ないーー差別のゲームだーー」
にも 「はあ?」 のスクエニ。
野盗連合
ふむふむ。立憲と共産とかかな? もし、わたしと同じ発想だったらスクエニGJ!
ということで、語り出したら止まらないのでこのへんで…
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画像掲示板に秋篠宮家の素敵な画像、ニュースがあります。 入室は2001です。
男には男にしかできない役目がある、とF F16でもわかる。
女には女の。 極自然。
わたしたちは、自然な世界を作りたいだけ。 F F16に出てきた王子と従者の愛はいつの世もあったこと。 現状に媚びたわけではない。
前も話したけど、古代ローマやギリシャでは男性同士で愛し合う二人を同じ隊列に入れるという。 すると彼の前でいいかっこしたい、死なせたくない、死にたくない、という思いから士気が上がる、と。
いつの時代も、生き様を見せてくれるのは男。
女はしぶとく生き抜き、次代を生み出す努力をする。
という、わたしの感想でした。
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