庶民的な小さなフレンチの店。 内装はわたしが好きな、アイアンやガラス。 キッチンはオープン。
トイレの洗面ボウルが可愛い。 わたしも家の洗面ボウルをこだわったけど。
聞くとアイアンとガラスのアンティーク風のはわたしと同じアンティークの店で買ったんだって。 だから趣味があうと思ったわ。
どこぞのシェフだった人がシェフ。
ランチはコース。 コースはチョイスや追加もあり。
魚か肉か。 と、聞かれたので「どっちもー」。 フレンチはフルコース!
デザートは、 「必須!」
久々のフレンチなので嬉しくって。 しかも肩苦しくないのがいい。
夫は、昼間から飲める気持ちよさを満喫。 帰りの運転はわたし。 料理に合う、お茶3種類を頼んだ。
カトラリーレストが大理石だって。お箸もあるから日本人には助かる。
・フランスパンの上になんとかというペースト。うえはケッパー。 サーモン食べる時に上に乗ってるあれ。酸っぱいの。これが美味しくて、パクッと。下のは石で温めてる?これ聞くの忘れたわ。
・新玉ねぎの「ブルーテ」。生クリームとの相性が良くて、玉ねぎの甘さが引き立つ。 地元産を積極的に使う。新玉ねぎは地元名産。美味しくて、おかわりしたくなったわ。コップいっぱいは飲めそう。
・カルパッチョ。地元産の野菜と、市場で仕入れたタイなど3種類の魚。 いんげんがバリっとしてるのに、きちんと火が通っている。レタスが先っちょだけ、という贅沢な。 ドレッシングは提携している、農園の人参を使ったものでまろやかで甘みと酸味が絶妙。 野菜で必死で拭ってドレッシングを残さないぞ!と。
・タイのポワレ。大好き。白子がまろやか。こういうの苦手なわたしなのに美味しく感じたわ。 臭みとかなくて。ソースは完熟トマト、というけどこんなにトマトを隠して、トマトの風味を出したソースは見たことないわ。魚の下はよくあるマッシュポテトで安定。
・酵母のバケット。これでソースをぬぐいながら。
・チキンの胸肉ソテー。アーモンドとパセリ、レモンの焦バターソース。 胸肉がこんなに柔らかいのは初めて。家で酵素、穴あけ…なんじゃかんじゃやってもここまで柔らかく、またしっとりしてるのは初めて。それを伝えると、穴も開けないし、ってw何か秘訣あるんだろうなーーソースの風味の最後にアーモンドが香って…うちは袋でアーモンドを買うけど、ただ食べるだけ。フレンチはソースが決めて。
・デザート。チーズアイスクリームにいちごソース。 アイスがチーズだけど、チーズの香りが最後にふわっときて主張しないし、いちごを引き立たせる絶品。
最後にコーヒー。
カトラリーが黒いのはシェフの好みだそうで。
完全、予約。
窓際に一人、お婆さんが。 「いつものおすすめでいいわ」 だって。
背景を想像。 一人になって。お金がそこそこ。
気軽にたまに来てるのかしら。
ということで、フレンチをすんごく久しぶり楽しんだ、という話でした。
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